Amazon Dash Button + Homekitで奥さんを起こさずに寝床に入る
我が家では奥さんが先に寝て、僕が後から寝室に向かうことが多いのです。リビングから寝室に向かうのですが、ふすまを開けると当然寝室は真っ暗です。寝室の照明をつけると奥さんが起きてしまいますので、僕はリビングの照明の明かりを頼りに自分の寝床につきます。でも布団に入ってしまうとリビングの照明は消すことができません。そんな時に役に立つのがAmazon Dash Buttonです。たったの500円で、寝室にリビングの照明のスイッチを設置することができます。
Amazon Dash ButtonをHomebridgeで使う
まずは前回のIRKitの記事をご覧ください。赤外線リモコン付きの家電をHomekitを使って操作することができるようになります。Homebridgeというnode.jsのツールを使います。
僕の家の赤外線家電はHomekitに繋がっているので、あとはAmazon Dash ButtonがHomekitに繋がればいいわけですね。色々試したところ、下記のHomebridgeプラグインで実現できました。
照明と連動するにはHomekitのオートメーションを組む必要がある
下記の記事によると、iOSのホームアプリはまだStatelessProgrammableSwitchというものに対応していないそうです。よくわかりませんが、ON/OFFのような状態を持たないスイッチのことを言うようです。Amazon Dash ButtonはStatelessProgrammableSwitchに当たるようで、他のDashボタン用のHomebridgeのプラグインを試したのですが、純正ホームアプリ上では「サポートされていない」状態になってしまいました。
Hobebridge-Dashは、StatelessProgrammableSwitchを擬似的にON/OFF状態を持ったスイッチとして動作させる形をとっており(たぶん)、ホームアプリ上ではON/OFFできる単純なスイッチとしてDashボタンを認識することができます。
このスイッチの状態と照明のON/OFF状態を連動させるにはHomekitのオートメーション機能を使います。オートメーションを使うには、Apple TVかiPadが必要です。下記のようなオートメーションを組みました。
リビングの照明を寝室から消せるようになった
これで寝室にリビングの照明のスイッチを増設することができました。奥さんを起こさずに寝床につくことができます。DashボタンがHomekitに繋がったことで、一気に自由度が上がって色々できそうですね。