GH4の動画のカラーグレーディングについて調べてる
カラーグレーディングってなんだ?
最近、カラーグレーディングにめちゃめちゃ興味があります。カラーコレクション、カラコレともいう。要は映像の色調補正です。
こんなに映像の雰囲気が変わる!カラーグレーディングは大事!と思わせるデモ映像
なぜだかわからないけど無性にこの作業がしたい。感覚は多分写真の現像に近いと思います。
LOGというもの
僕の手元には借り物のGH4があります。GH4にはV-LOG Lという映像フォーマットで記録できるオプションがあり、ソフトウェアキーを別途購入すれば適用できます。
もともとLOGという写真のRAWに当たるフォーマットがあり、そのPanasonic版がV-LOG Lということのようです。広いダイナミックレンジを維持したまま記録が可能で、ポスプロ段階での補正の自由度が圧倒的に高いとのこと。
LOGのカラーグレーディングにはLUT (ルックアップテーブル)というものを使います。「LUT(ラット)を当てる」っていうのが業界人ぽい言い方。LUTは補正のプリセットのようなものとして扱われており(厳密には多分違う)、フィルムっぽい効果や映画ライクなトーンを実現するLUTもネット上で配布・販売されています。
そして、さすがコンシューマ向け動画機としては天下を取ったとも言えるGH4。このLUTがとても充実しています。特にDELUTSというLUTセット気になる。超使ってみたい。
V-LOG Lのソフトウェアキーを買えばいいんだけど、一つ懸念が。GH4のV-LOG Lは記録の仕方が二つある。
- カメラ本体のSDに記録 → 8bit。MOVなどに圧縮される。
- 外部レコーダに記録 → 10bit。ProResなどで記録できる。
正直、8bitとか10bitとか言われてもよくわからないけど、どうやらSDに記録する場合だカラグレ時に色々とメリットが削がれるらしい。
GH4自分のじゃないし、そのためにソフトウェアキー買うのもなんだかなぁという感じ。
LOGを使わない場合
GH4の動画のピクチャースタイルにシネライクDというものがある。コントラスト低め・彩度低めでダイナミックレンジをある程度保った画が撮れる(ということだと思う)。これを使えばある程度カラグレのようなことができるみたい。フィルムっぽいプリセットも売られていて、PremiereやAfterEffects, Final Cut Pro Xなどの主要なアプリをサポートしているものが多い。
あとはピクチャースタイルと撮影時の設定だけで、フィルムっぽいと効果を得られるセッティングも公開されています。
シネDでやってみた
死ぬほど難しい。最初FilmConvertの体験版を使ったのだけど、透かしが入ってしまうので、PremiereのLumetriカラーというプリインストールされているエフェクトを使ってFilmConvertに近づけようとした。フィルムっぽいというよりただただ眠い画になった。
ちなみにこの鍋は結婚祝いとしてもらった物で、くれた方にお礼とシェアされました。恥ずかしい。
今後の物欲
- エフェクトが重い。iMac 5Kが欲しい。
- 日当たりの良い部屋と撮影照明が欲しい。
- X-T2に憧れる。F-LOGというLOGが使えるらしい。今のX-T10は動画に関して無能…