Logicool M337をMacの持ち歩きマウスとして使う
Macで使える低価格Bluetoothマウス界では定番か
僕はMacで使うマウスとして、LogicoolのG300sを愛用しています。大好きなので3つ持っていて、会社用・家用・奥さん用と使い分けています。G300sのレビューは下記もご覧ください。
最近、外で作業をすることが多くなりました。簡単な作業ならトラックパッドでもいいのですが、Keynoteなどを使うときはマウスが必要です。ただ、カフェやファミレスでG300sのような有線マウスを使うと少し仰々しい雰囲気になってしまうので、無線の持ち歩きマウスが欲しくなりました。
Macで使えるBluetoothマウスは結構あるのですが、条件に「機能性」や「お手頃」が付くと途端に選択肢が絞られてしまいます。今回買ってみたLogicool M337は、僕が思うMac用マウスの条件をほぼ満たしていたのでご紹介します。
もっとアピールすべき「ジェスチャ機能」
このマウス、見た目は4ボタンくらいの普通のマウスに見えます。アマゾンで眺めていても、これが9アクションもアサインできる超多機能マウスだなんて夢にも思わないでしょう。このマウスにはジェスチャ機能があり、ジェスチャボタンを押しながら上下左右に動かした時の動作をOS機能などに割り当てることができます。実際に割り当てたのがこちら。
いつも僕が使っているMission ControlやExpose機能に完全対応できてしまいました。
4方向のジェスチャ以外にも、左右スクロールボタンとジェスチャボタン単独で押した時の動作も設定できます。つまり全部で9ボタン相当のアクションが使えるわけですね。ということは9ボタンマウスのG300sと同じってこと。素晴らしい。
いつもG300sでやっている、ファイルを掴みながらデスクトップやウィンドウを自由に移動する操作も可能です。左クリックとジェスチャボタンの同時押しが少し辛いですが…
女子にもオススメできるデザインと使いやすさ
僕が購入したのはグレー。ボタンや底面が蛍光イエローでスポーティな感じです。G300sから比べたら奥さんからも大好評で、「私も欲しい」とのことでした。
ホイールの指が触れる部分はラバーぽい素材。スクロール感は軽い部類で、G300sのような1スクロールずつしっかり回る感じではありません。ただ、使っていて不意に回してしまうことは今の所ありません。
グレーのボディ部分ですが、左右クリックボタンを含む上面のパーツはプラスチックでできており、サラサラです。側面はラバーに近い素材ですが、G300sよりも摩擦の少ないサラサラ系ラバーでした。新しいロジクールのロゴもかっこいいですね。
高さはG300sと比べてもそれほどないので、持ち方は「つまみ持ち」になるでしょう。手で全体を包むように持ちたい方には向きません。
底面に電源スイッチ、ペアリングボタン、電池蓋があります。電池はマウスの右側に斜めに収納されますが、使っていてバランスが悪いこともありませんし、重量も軽くてびっくりしました。
良いところ
- ジェスチャが思ったよりかなり優秀
- Bluetoothなのに軽い
- 電池も長く持つらしい
- かっこいい
ジェスチャ機能は半信半疑でしたが、かなり使いやすいです。自然とつまみ持ちになる形状なので、ジェスチャボタンへのアクセスも予想より楽でした。反応も良好で、この価格でこんなことができるのか!とお得な気持ちになります。
悪いところ
- ごくたまにカーソルがもたつく
- G300sに比べると解像度が足りない?
ごく稀にですが、カーソルがついてこなくなる時があります。ただ、ドライバーソフトウェアを入れ直したら直ったような気もします。
解像度に関してはゲーミングマウスのG300sと比べていいものかと思いますが、なにせ価格帯が同じなので気になってしまいます。細かい動きに対応しづらいです。Bluetoothな分、解像度が犠牲になっているんですかね。
Macユーザに安心してお勧めできるBluetoothマウス
僕的には有線ならG300s、無線ならM337、という感じでMacユーザにお勧めしたいです。価格が2500円以下とどちらも安いので、職場と家に一つずつ色違いで常備するのもいいですね。ぜひお試しください。
ちなみに、ボタン色が全カラバリで黒のM336というモデルもあります。色だけで機能的な違いはないようです。