カメラかiPadか、究極の選択を迫られるバッグ Peak Design Everyday Sling 5L

カメラアクセサリーのPeak Design、今ではすっかり知名度も上がり定番化していますね。僕もカメラストラップを2種類使っていてとても気に入っています。特にストラップを簡単に着脱できる「アンカー」は大発明。


そんなPeak Designの「Everyday Sling 5L」バッグを買いました。がっかりした点もあるので書こうか迷ったのですが、結局ちゃんと使い続けているのでこのバッグはきっと良いモノ。

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iPadもカメラも入れるならPeak Design Everyday Sling 10L

これはタブレットとミラーレスカメラを持ち歩くためのスリングバッグである

Peak DesignのEveryday Slingは10Lと5Lが存在します。10Lに関してはカメラと交換レンズ、ノートブック等を持ち歩く小旅行バッグという印象。対して5Lはだいぶ小さく作られていて、ノートパソコンは絶対に入りません。メインポケットの中にタブレットを入れるスリーブがあり、カメラ収納部分にはミラーレスカメラ1台とレンズ2本程度を収納できます。

カメラとiPad Pro 10.5、ガジェットポーチから成る「俺の3種の神器」は肌身離さずバッグで持ち歩きたいと思っているのですが、週末に出かけるときに大げさなバックパックを持っていくのは大変。要件的にはひらくPCバッグminiが最適で、実際今でもめっちゃ欲しいのです。でも奥さんからの評価が低いのです。

そんなときに見つけたのがEveryday Sling 5L。大好きなPeak Design、タブレットスリーブがあり、カメラも入る。ほぼ即決しました。

でも、iPad Pro 10.5インチには対応してません

久しぶりに凡ミスをしたのですが、Eyeryday Sling 5LのタブレットスリーブにはiPad Pro 10.5インチは入りません。裸ならかろうじて入るのですが、Smart CoverやSmart Keyboardをつけた途端に入らなくなります。というか、公式サイトなどでも入らないと小さく書いてあります。見逃していました。

ただ、タブレットスリーブを無視してメインのポケットに入れてしまえばちゃんとファスナーが閉まります。これをやるためにはカメラバッグならではの仕切りを取らないといけないし、iPad Proが場所を取るせいで僕のX-T10は入らなくなりました。これはがっかり。発売時期的にも10.5インチiPadを入れるために生まれたバッグのように見えたんだけど…

結局、出かけるときはiPadとポーチだけ入れて使ってます

こうなると、iPad Proを持っていくかカメラを持っていくかの究極の二択になってしまいます(ガジェットポーチは必須ね)。今のところ、iPadを持ち歩くことが多いですね。よくよく考えると、5L程度の荷物で出かけるときは街に買い物に行くときくらい。

iPhone Xを買ったことによってカメラがなくてもそこそこの写真が撮れるので、X-T10は自宅でのブツ撮り専用機でいいような気もしてきました。これを機にiPhoneフォトグラファー的なスキルを磨くのもいいかもしれないとさえ感じています。

一方で、カメラが絶対必要なシーンがあるもの事実。そのときはiPadではなくカメラを持っていけばいい。現像はiPhone Xでやればいい。今思うとiPhone Xめっちゃいいな。

総合的にクオリティが高い、使いたくなるバッグ

本体には手提げのハンドルがついてますが、あまり主張せずダサくない。

余ったベルトは背面に収納できてすっきり。

前方のポケットは大きくないので、スマホやティッシュなど薄い物を入れています。

メインポケットのファスナーノブを前面ポケットのノブに通すと、簡易ロックになります。僕は使いませんが。

SDカードなどのアクセサリを入れるポケットがありますが僕はそういう小物をガジェットポーチに入れてしまうので、鍵などを入れることが多いですね。

ひらくPCバッグに似たポケットがあり、バッテリーを挿しておくのにいいです。

意外とどんな格好にも合うし都会的でオシャレ(妻曰く)なので、カメラ好きでなくともコンパクトなバッグを探している人にはオススメできそうです。バッグにはオシャレさだけでなく、機能性・ビルドクオリティも重要だということがよくわかるプロダクトです。

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