AirPods Proのある生活ってこんな感じ

AirPods Proを買いました。

すさまじいノイズキャンセリングと超自然な外音取り込みモード、決して高音質ではないけれど聞きやすい音。というのがみんなの評価でしょうか。

僕も音質は良いと思っていなくて、音質が最高じゃないのなら「最高のイヤホンではない」と思ってます。でも音質以外は最高なんです。装着感も操作性も接続の安定感もマイクも何もかもがほかよりずば抜けてる。一度この快適さを味わっちゃうといくら音質良くてもほかの完全ワイヤレスを使う気力が湧きません。良い音は家で聴けばいいやという気持ちになります。

ということで、AirPods Proがあるとどんな感じの生活になるのか、自分の1日を振り返ってみました。

小さいから定位置はズボンのポケット

パカっとフタを開けたところ。AirPodsよりも横幅が広くなったので、指で摘みやすくて取り出しやすいです。

これにノイズキャンセリングや感圧センサーやマイクが入ってると思うと「嘘やろ…」ってなります。カナル型になってはいるのですが、AirPodsにイヤピースがくっついてるだけ。

外に出かけます。ケースはAirPodsより大きいのだけど、気持ち的にはあんまり変わらなくて、今まで通りポケットに入れておきたくなるサイズ感です。

ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えまくる

つけたところ。正直、黒いマイクのグリルが見えてるのがあんまりカッコよくないです。見た目はガマンです。「お洒落はガマン」の逆。

カナル型ですが耳の奥まで入らないようになっていて、耳の入り口で塞いでくれる感じ。耳垢がつかなくて助かるんですよね。

ノイズキャンセリングははっきり言って、WF-1000XM3より効きます。効きすぎてさすがに怖いので、外を歩くときは外音取り込みモード一択です。

駅のホームに着いたらノイズキャンセリングモードへ。近くの人の話し声は聞こえるけど、遠くの人の声や物音はほとんど聞こえなくなります。WF-1000XM3はまんべんなく小さな音量にノーマライズされるような感覚だったのに大してAirPods Proはなんか「大胆」ですね。

いちばん「AirPodsらしいな」と思ったのはお店の会計をするとき。あんまり態度としては良くないのですが、外音取り込みモードで再生停止しておけば、AirPodsをしながら店員さんとやりとりできちゃいます。これ、ProじゃないAirPodsよりも音がクリアに聞こえるんですよね。集音器かよ。

モードの切り替えはうどん部分の側面の平らになっているところを長押しすることで切り替えられます。これ、感圧センサーになっていて、押すとイヤホンから「カチッ」ってクリック音が聞こえるんですよ。誤動作が多かったタッチ式と比べると格段に正確さが増してます。

ちなみに再生/停止は1回クリック、次の曲は2回、前の曲は3回クリックで。

長押しアクションは「ノイズコントロール」のほかにSiriに割り当てることもできます。左右で機能を別にするのもアリ。ただ、Siriは「Hey Siri」で起動できますし、ノイズキャンセリングはめちゃめちゃ頻繁に切り替えるので、左右どちら「ノイズコントロール」にしておくのが良さそうです。

家で作業するときはヘッドホンで…

やっぱり音質は良くありません。家のiMacの前にいるときは、有線ヘッドホンをつけて良い音で音楽を聴きたいです。でも飲み物を取りに行くときとか、やっぱりAirPods Proつけたいなってタイミングはいくらでもあって…。

これまで有線のイヤホンが音質さえよければ買いだったのに、AirPodsのせいで「快適さ」のボーダーラインが一気に上がってしまいました。やっと他のメーカーのイヤホンが追いつきはじめたのに、AirPods Proでまたぐーんと。

そこまでやるなら音質ももっとPro仕様にしてほしいですよね。音質が良いAirPods Pro 2が出たら音速で買いたいので、それまで小銭貯金箱に予算をチャージしていこうと思います。