iPadでの写真管理・加工ワークフロー
最近は一眼で撮った写真をMacのLightroomで現像、なんてことは滅多にしなくなりました。iPadである程度できるようになってしまったからです。
最高のサイズ感、iPad mini 4
iPad mini 4を愛用しています。CPUはA8で他の現行モデルのiPadよりも見劣りしますし、使っていてももう少しパワーが欲しいところですが、代わりにこの絶妙なサイズ感がiPad mini 4の価値だと思います。「写真用の機材」という意味では、カメラやレンズに+αで持ち歩くものですから、小ささは正義なわけです。
iCloudフォトストレージで写真を管理
何も特別なことはしません。シンプルにiCloudフォトストレージだけをフル活用するのが、今のところの自分にとって一番効率がいい方法だと思っています。
- 純正なのでiOS, macOSとの同期がスムーズ
- ストレージの最適化をしてくれる (ストレージの空きの空気を読んで必要な写真だけローカルに残してくれる)
- 重複などの管理も細やか(同期するのを待ってられず、AirDropとかで共有しても、写真ライブラリ内で重複しない)
iCloudの容量は1TBプランを契約し、書類などもすべてiCloudで同期していますが、まだ500GBも使っていません。足りなくなったらまた考えます。
Lightning SDカードリーダーで写真を取り込み
写真の取り込みはカメラのWiFi機能ではなくLightningのSDカードリーダーを使います。JPEGはもちろん、JPEG+RAWで撮っていればRAWも一緒にコピーされます。ライブラリ上ではJPEGファイルもRAWファイルも同じ1枚の写真としてコピーされます。
VSCO, Phontoなどで加工
VSCOは最近サブスクリプションサービスになり、いい感じのプリセットが月額で使い放題になりました。PhontoはMedium用の文字が入ったアイキャッチを作るのに使ってみています。そのほか、ガッツリとした修正が必要な時はPhotoshop Fix, 気まぐれでSnapseedを使います。どれも定番ですね。RAWの編集にも対応してます。
iPadでの写真運用で不満な点
iPad mini 4はUSB3.0に対応していない
RAWを読み込む際に、かなり時間がかかります。FUJIFILMのJPEGはフィルムシミュレーションによりいい色が出ますが、それでもRAWから触りたいことは結構あります。現行機ではiPad Pro 12インチのみUSB3.0対応のようなので、せめて9.7インチでUSB3.0に対応することに期待したいです。
FUJIFILMのフィルムシミュレーションプリセットを後から適用したい
MacやPCのLightroomでできて、iPadでできないことといえばコレです。フィルムシミュレーションを現像の時に変更したい需要はよくあります。サポートされるとしたら、Lightroom Mobileなのでしょうか。ちなみに僕はVelvia, ASTIA, Classic Chromeをよく使います。