作業用BGMに特化した音楽アプリ「Mubert」で集中力を加速させる
Apple MusicやSpotifyが登場してから、自分のライブラリに無い曲でも自由に選択して聴けるようになりました。Appleのスタッフが厳選したプレイリストや、ユーザが作成したプレイリストを楽しむこともできます。僕はブログなどの作業中に音楽を聴くことが多いので、「作業用ミュージック」のようなプレイリストをよく聴いていますね。生活音や他の人の会話が聞こえてくると、どうしても集中が途切れてしまうので重宝しています。
そんな中、気になるアプリを見つけたのでご紹介。ロシア発の音楽アプリ「Mubert」です。音楽アプリといっても、Spotifyのようなアーティストの曲を聴ける類のものではありません。
AIが延々と作業用音楽を生成してくれる
Mubertの最大の特徴は「AIが音楽を生成する」という点。既存のアーティストの曲や、特定の曲を再生しているわけではなく、常にプログラムが音楽を生成していると言うのです。
起動すると「Study (勉強)」「Work (仕事)」「Creative (創造)」の3つのチャンネルを選ぶことができ、タップするとそれぞれのシーンに合わせた音楽がストリーミング再生されます。
曲は基本的に電子音楽で、ハウスやテクノのような音色がメイン。Studyが最もシンプルでおとなしい曲調ですね。Work、Creativeは比較的賑やかな雰囲気です。常に曲調や雰囲気が変化していくのですが、コンピュータが作っているとは思えないクオリティ。変にカッコ良すぎたりすることがないので、あくまでBGMとして作業に集中できる絶妙なラインが設定されているように感じます。
曲のつなぎ目が無い心地よさ
Mubertの音楽のありがたいところは、曲のつなぎ目がないこと。Mubertの曲は終わりがなく、常に新しい曲を生成しながらシームレスに再生し続けるのです。曲調が滑らかに変わっていくので、いつのまにか違う曲が流れているような感覚。無音になることもないので、最終的に音楽に意識が行かなくなり、作業に集中できるようになるというわけです。
もう、曲選びで消耗しない
これまで、Apple Musicを立ち上げ、プレイリストを探し、再生して作業。という流れをとっていました。作業が本来の目的なのに、聴く音楽を選ぶという意思決定を挟むのは本当に無駄。
これからはしばらくMubertで作業していこうと思います。もちろん、気分転換に好きなアーティストの曲を聴くのも大事ですが、メリハリはつけたいところですよね。Mubert、オススメです。