iPhoneとiPadで作る遠隔Podcast収録環境 #わたしのポッドキャスト環境

Podcast環境のアイキャッチ

2017年10月から始めたPodcast番組「めんてつ広場」。早くも70回を突破しています。週3配信というハイペースな番組にも関わらず、たくさんの方に聞いていただきありがたいです!
「#わたしのブログ環境」というハッシュタグでブログ執筆のためのツールを紹介する記事が流行りましたが、すっかり乗り遅れたため、「#わたしのポッドキャスト環境」について書いていきます。

関連記事↓

Podcast「めんてつ広場」を始めるためにやったこと

iPad ProとiPhone Xを使って遠隔収録しています。

パーソナリティの2人が遠方に離れて在住しているため、Skypeで会話をしながら収録する「遠隔収録」の形をとっています。2人のパーソナリティそれぞれが個別に自分の声を録音しており、編集の時に2つの音源を合わせるのです。

僕の場合はiPad Pro 10.5インチとiPhone Xで収録しています。

iPhone Xでの録音

iPhoneXとMV88を三脚で固定

iPhone Xはローカル録音の役割を担います。iOS端末専用のSHURE MV88 という外部マイクを使っているので、iPhone X本体のマイクで録音するよりいい音で録れているはず。

iPhoneに装着されたMV88

SHURE MV88 iPhone用Lightningマイクレビュー (Podcastはじめました)

マンフロットのミニ三脚「PIXI」とスマホ用三脚マウント「Shoulderpod S2」を組み合わせてマイクスタンドに。iPhoneを机に平置きすると録音アプリの波形が見づらく、万が一録音ができていないときに気づくことができません。実際に録音できておらずダメになった回があったので、常に画面が見えるようにしています。

PIXIとS2

iPhone XのビデオグリップとしてShoulderpod S2を導入。絶対的安心感と木のぬくもりが素敵。

録音時は画面の自動ロックをしない設定、かつ機内モードに。iPhoneがWiFiを掴むと、音声にノイズが載ってしまうのです。

iPad Proで通話とブラウジング

iPadではSkypeでもう一人のパーソナリティ かんてつ と通話をします。インターネットの通話ではどうしても会話に遅延が出てしまうのですが、今のところSkypeが最も快適に喋りやすい環境。2つの音声の編集作業に大きく影響するので、遅延はできるだけ少なくなるように心がけます。

収録中のiPad

相手の声がiPhone Xのほうに収録されては困るので、通話はヘッドセットが必須。僕はEarPodsを使っています。AirPodsでもいいのですが、少しでも遅延を減らすために有線のものを使いたいところ。

キーボードの上に乗ったEarPods

収録前には事前に話すネタやURLを集めておきます。ネタの共有にはDropbox Paperが便利。シンプルで使いやすく、共同編集ができるので収録中にネタが増えてもリアルタイムで共有できます。

Podcast収録は機材だけでは成り立たない

iPadとiPhoneでコンパクトに収録できていますが、本来音声収録は録音機材だけでは成り立ちません。エアコンを切ったり、部屋の壁に吸音材を設置したりすることでクリーンな音を追求していくことができます。僕の環境もまだまだ改善の余地ありなので、徐々にカスタマイズして最高のスタジオを目指したいと思います。

関連記事↓

僕がiPad Proでブログを書くためのマストアプリ5つ