SatechiのiMac用USB-Cハブ買いました。背徳感がすごい。

「iMacのポートの位置はマジで意味わからん。」

これ、iMacを購入した誰しもが口を揃えて言う言葉です。そうはいってもAppleのデザインだしー、ここにポート類があるのは何か理由があるんでしょー。と信じてiMacをポチったとしても、家に納品され、ドンッと机の上に置いてセットアップを始めた瞬間、気づくのです。あ、このポートの位置は最悪だわって。

僕もその一人です。先日iMac 5Kを購入したんですけど、SDカードの読み込みが非常にめんどくさい。USB-Aのカードリーダーを手を伸ばして挿しこもうとするんだけど、なかなか穴にヒットしない。穴のまわりをガリガリしちゃうんです。

そこで、存在自体は知っていた「SatechiのiMac用USB-Cハブ」を買ってみました。これを使えば、iMac裏面のポート類は無視して、前面からポートにアクセスできます。

USB-Aが3つ、USB-Cが1つ、SDカード、microSDカードがひとつずつ。ヘッドホンジャックがないのが残念ですね。

iMacにはクランプで固定します。iMacの底にスピーカーがあるのですが、その穴にツメを差し込み、ダイヤルを回せば固定されます。取り付けは簡単。

あとは普通にUSB-C端子をiMacに接続するだけ。

…なんだろう、あんまり美しくないですね。同じアルミ素材なのですが、微妙に色味が違います。Satechiの方がシルバーみが強い。iMacはちょっと黄色みがかっていて、こうやって並ぶとあんまりマッチしていません。

いや、それ以上に「余計なものついてる感」がすごいです。胸がざわざわします。あんなにシンプルだったiMacが、このハブがついただけで音を立ててバランスを崩してしまう…。

実際にモノを接続してみると、剛性感があってハブ自体はとてもクオリティが高いのがわかります。microSDカードの抜き差しは、カチッとクリック感のあるタイプでいい感じ。でもSDカードのほうはクリック式じゃないのがモヤモヤします。

USB-Cポートはオーディオも使えました。ヘッドホンジャックの代わりに使うことにします。

読み書き速度も確認。iMac背面のSDカードリーダーと比べてみました。書き込み速度に違いはないみたいですが、iMac背面の方が読み出しが少し速いみたいですね。うーん、まいっか。

機能的には何も問題ないのですが、実際に装着してみると思った以上に納得いきません。つけちゃいけないものをつけたような感覚になります。実はSatechiはiMac用の台座タイプのUSB-Cハブをもうひとつ出していて、どっちにするか悩みました。今思うと、下手にiMacとの一体感を狙わずに台座のほうにしておけばよかったかなー。あくまで台座として考えれば、iMacは元のデザインのまま使えるわけで。

ただ、質感や品質は問題なさそうなのでしばらく使ってみようと思います。これでOsmo Actionのデータ取り込みまくります。